のど黒、子持ち笹カレイ、かます 田中佐次郎作 唐津辰砂俎板皿 ©からさで株式会社2019
<山陰沖の魚は、“育ち”が違います。>
山陰沖の豊かな漁場である理由は、海流と動物性プランクトンを豊富に含む海水質であること。
暖流の対馬海流が流れ込み、水深200m未満の大陸棚が広がる浅い山陰沖は、魚の栄養源になる動物性プランクトンが豊富。日本海に突き出た島根半島は、沖合50kmに浮かぶ隠岐諸島とともに海中に瀬が多くだから多種多様な魚介は、たっぷり脂の乗った魚が育ちます。特にマアジ、カレイ、ノドグロは一般的なものより脂肪含有量が多く、口どけ柔らかで深い味わいが特徴です。その新鮮な魚を「刺身で食べられる魚」で干物を作る為、塩加減と干し加減を追求し、一尾づつ包丁の手作業で背開き加工した干物なのです。
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